最終進化形…??

記 垣内 貴志

じわじわとサイドマウントダイバーが増えてきています。
DayDreamに潜りに来て下さるお客様の中に、着実に増えています。
僕の近い将来の目標は、

1ボート全員サイドマウントダイバー!!

そうなってくるとおそらくボート上での会話は、『各々のコンフィグレーションについて』になるでしょう。
アクセサリーはどう付けているの?
オクトパスやゲージはどう収納しているの?等々、他の人がどうやっているか、絶対気になるはずです!!それもサイドマウントの楽しみの1つです。
第3回コラムで書いていますが、サイドマウントは自分仕様に仕上がります。
つまり!!

使う人の個性が出ます!!

基本に忠実な人。型破りな人。几帳面な人。大雑把な人。
見ていると面白いくらいに、器材が使う人の性格を表してくれます。
僕のレギュレーターのセットアップなんか最たるもの!!

シンプルかつ機能的!!

こだわる事にはしつこく追及する性格が出ています。
言い換えると、簡単にちゃんとやりたい!!
僕の場合、レギュレーターが何段階か変身しました。今回は何を思いながら変身させたかをご紹介します。

まずは第1形態。
写真1
これは講習を受けた後ですので基本形です。講習で習う1番ベーシックな形ですから、もちろんこの形が悪い訳ではありません。ただ、毎日何度もシリンダー交換する内に、シリンダーに付けるゴムバンド(白い矢印が指す黒い帯状のゴム)と、そこにホースを束ね収納するのが手間だな。。。と思うようになりました。

そこで考えたのが第2形態。
写真2
セッティング時の手間を無くすために、残圧計の高圧ホースをショートホースに変更(写真の①)。
さらに、オクトパスのホースを通常の長さに戻し、メインの2NDステージと同じ出し方に変更(写真の②)。そうすることで、ゴムバンドを使わなくて良い状態にしました。
オクトパスは首の後ろを通し、右腰に固定するという形で落ち着きました。

しばらくして考案したのが第3形態。
写真3
現在の形がこれです。
第2形態からの変更点はオクトパスを出す方向です(写真のA)。ホースの長さはそのままです。この変更には、首に2本ホースがかかっている状態を解消したい!!という思いが込められています。ホースが1本増えるだけで、首へのストレスが大きいことに気付いたため、この変更に踏み切りました。
しかし、これだと第1形態と同様に、オクトパスを収納するゴムバンドが必要になってきます。それだと本末転倒。そこで登場したのがこのセット!!
写真4
オクトパスホルダーと、ただのゴム紐。
これをこのように使いました。
写真5
1STステージに紐を付け、オクトパスを固定(写真のα)。さらに、
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ホースはゴム紐でタンクバンドに固定しました。
こうすることで、収納用のゴムバンドは使わずに首回りもスッキリです。
シリンダー交換の時は、レギュレーターとシリンダーベルトを一緒に取り外し、次に使うシリンダーにそのまま付け替えられます。水中では、左手で引っ張ればオクトパスは取れますし、脇裏に隠れるので抵抗にもなりません!!第1形態と第2形態の良いとこ取り!!
これぞ!!

シンプルかつ機能的!!

意外と真剣に考えた結果、この形に落ち着きました。

ただ、この形が最終形態かどうかは分かりません。
潜りながらこうしたい!!ああしたい!!が出てくるかもしれません。
講習を担当したお客様が次に潜りにいらした時に、面白そうなグッズを持って来ていることはよくあります。皆さん考えているなぁ。。。なんて思いながら、参考になる案は取り入れています。

これは僕が辿り着いた一つの形です。ですが、基本を無視することはダイバーとしてはやってはいけないと思っています。例えば、オクトパスを付けなかったり、残圧計を外してトランスミッターだけにしたり。皆さんにも、ダイビングの基本は守りつつ、サイドマウントの利点である『多様性』を最大限に生かせる形を探してもらいたいと思います。

毎日潜っていても、改良したい点は出てきます。
最終進化形を模索中の方、ぜひ色んな方と討論してみて下さい。
そして意外な物が、ちょっとした事が今の悩みを解消してくれるかもしれませんよ。

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DayDream 垣内 貴志