レックトレーニング中! あきの


デイドリームにはパラオ人のスタッフがいます。
そもそもデイドリームのある場所がパラオなんだから、パラオ人スタッフが居ても変じゃないんですが、龍馬のCD(CruiseDirector)スターと、ボート部門のパトリックを筆頭に、ボボイ、アーノルド、ルル、リソン、というメンツがいます。
コロール、龍馬と2つ合わせて6人というのはちょっと少ないかな、という気がしますが、少数精鋭の仕事のできる奴らで自慢のメンバーです。
 
とは言え、一緒に仕事をしているといろいろあります。

今日の話。
スケジュール上では、休みになっているLYSON君。
8時頃にふらーっと来て、なにやらゴニョゴニョしてちょっとタンクを運んだりしていました。
その後、予定されていたボートオペレーター試験のための健康診断に行ったり、午後はまたボートの手伝いをしたりして、休みなのによく手伝ってくれるなぁ…感心。と思って見ていました。

すると、
夕方、明日のスケジュールを確認しにオフィスに入ってきて一言。
「あー、オレ今日出勤かと思ってたー」

はい。今日一日タダ働きのLYSON君でした。
そもそも僕らの始業時間は7時半なので出勤なら遅刻ですし、彼は今日タイムカードも押していません。
それからもしばらくオフィスで「あ゛―」だの「え゛―」だの言っていましたが、そのうちフェードアウトしていきました。笑

確信犯だったのかどうかは分かりませんが可愛いヤツです。憎めません。
こんなユルい感じでパラオの日々は過ぎてきます。
 
 
 

と、そんなことを書きたかった訳ではありません。
 
 
 

今日僕は、加藤と一緒にスタッフのWERCKトレーニングの日でした。
僕らのトレーニングはユルくありません。カリカリの真剣トレーニングです。

デイドリームにはテクニカルダイビング(TEC)のアドバイザー兼先生として、豊田聡さんをチームに招聘しています。豊田さんは元PADI TECアドバイザーで世界に7人しかいないうちの1人。国内よりも世界で有名な人で技術、知識、そしてなにより人としてとても信頼の置ける人です。
あまり生徒さんは取らない人なのですが、4年前からデイドリームのTEC/WRECKプロジェクトに関わってもらっています。

で、本日の目的は、加藤はWRECKペネトレーション(閉塞環境)のコースの研究、僕はこの分野ではまだまだヒヨッコなので、経験値を上げるためのスキル、コンフィグレーションのブラッシュアップです。
対象WRECKはヘルメットレック。目指すはエンジンルーム。

いろいろなコース取りのシミュレートや、こんな穴から入れる入れない、引っかかる、動けない、など実際のダイビング時に起こり得るトラブル初期段階もいろいろ試してきました。

通常のファンダイビング環境であれば絶対に起こり得ないような事がここでは普通に起こるので、やる方もいつも以上に真剣。とにかく頭を使うダイビングです。

常に2手3手と先を読みながら常に考え続けて潜る。
例えば縦1.5m横60cmの空間で中性浮力を維持しながら、どこにも触れずに1m先を直角に曲がるにはどうする?
例えば縦60cm 横90cmの上向きの穴にタンク2本持ってる僕が真上からヘッドファーストで入るのにはどうする?
どうする? どうする?
そんなことの連続で、どうする? が次々訪れます。
これをクリアしていくのが難しく面白い。

純粋に難しい課題を一つ一つクリアして船内を探索できることが楽しいんです。パラオブルーコーナーには多くのダイバーが潜っているでしょうが、このポイントでこのエリアまで潜って来られている人はおそらく殆ど居ないでしょう。

加藤はそれぞれの船の歴史的背景もかなり調べていて、すいぶんオタク化しているのでこだわり方も相当。
しかし僕はまだそこまでの域ではないので、目的の場所にたどり着く達成感とそこに行くまでの「どうする?」を解決していくプロセスで十分面白い。

デイドリームでは、ゲストの方のニーズとスキルに合わせたペネトレーションを開催できますので、是非一度試してみてください。
ホント頭使うダイビングですが、普通のダイビングでは味わえない達成感。
面白いですよ。

では。

Akino

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